ブロードウェイ・ミュージカルの事は全くもって知識はないが、かの有名な『Dreamgirls』からのナンバー「And I Am Telling You I’m Not Going」のことだけは、彼女、ジェニファーのおはこだけに、昔から知っていた。アポロ・シアターでのパフォーマンスは特に忘れ難い。で、本作は1983年に発表されたシンガーとしての本格的なデビュー作となる。プロデュースはおなじみEWFのモーリス・ホワイト。幕開けの「Just Let Me Wait」から、期待通りのアース・サウンドにまずカラダがうずく。勿論、そのヴォーカルの迫力に圧倒されるのは、前記のようなバラードになる訳だが、この時、まだ23歳というから、その体格は度外視しても、驚きではある。と、偉そうに語っていても、リアルタイムでそれを実感した訳ではないが、90年代に入って復活を遂げた時には、スタイルも変貌して、ますます魅力的になった彼女と再会できたのは、ほんとうにうれしかったものだ。ともあれ、演歌で言うなら、ジェニファーならではのこぶし、”うんにゃ“?に心惹かれてうん十年、また再会できる日を待ち続けたいと思います。経年劣化によるジャケットの傷み、内袋の破れ、レコード盤の擦り傷など、あくまでも中古盤としてご理解の上、ご購入下さい。#ジェニファーホリディ ##jenniferholliday #